アスレティックトレーナーとは
- スポーツドクターやコーチと共に競技者の健康管理、スポーツ障がい予防、スポーツ外傷・障がいの救急処置、アスレティックリハビリテーション及びトレーニング、コンディショニング、メンタルケア等を行います。 また、優秀な選手を育てるためのジュニアスポーツの場などでも指導を行い、スポーツ競技選手をトータルにサポートします。
アスレティックトレーナーの1日を紹介
- 早朝からトレーナー活動は始まります。練習の準備から選手たちのコンディショニングまで行い、一日がスタート。午前中の活動を終え昼食、そしてミーティングにも参加します。選手のケガ予防を考慮したコンディショニングを含め様々なチームのサポートを行う事も重要なトレーナーの役割です。
KMSが育成するアスレティックトレーナー
- KMSでは、スポーツトレーナーとして最高峰の資格である、公益財団法人日本スポーツ協会認定のアスレティックトレーナー(AT)の資格取得はもちろんJATI認定トレーニング指導者、SAQインストラクターなど多くの資格取得を目指します。またアスリートだけでなく、ジュニアスポーツクラブや中学・高校の部活のトレーナー、健康づくりを目的とした高齢者への指導ができるトレーナーを育成します。
就職について
■九州トップクラスの合格者数
平成27年度日本スポーツ協会公認
アスレティックトレーナー理論試験 11名合格(在校生10名)
本学科(2年制)1期生が4年制の大学・3年制の専門学校でも、新卒合格者が1人いれば「よかった!」と言われる日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー理論試験に、本学科は11名合格しました。九州はもとより西日本、全国でも屈指の成績です。著名な講師陣による充実教育内容、専任教員による圧倒的な試験対策が本学科にはあります。
アスレティックトレーナー理論試験 11名合格(在校生10名)
■活躍できるフィールド
プロスポーツチーム
トレーニングジム
アスレティックトレーニングセンター
フィットネスクラブ
スポーツ施設
健康増進施設
スポーツ専門医療機関
養護施設
企業のスポーツチーム
トレーナー派遣企業
高校・大学等のチーム
■平均初任給(スポーツトレーナーの場合)
19万円〜21万円以上
所属先により給与体系は様々ですが、スポーツトレーナーだけではなく、アスレティックトレーニングセンターやスポーツ専門医療機関、フィットネスクラブなど近年就職先の幅は広がっています。また自分の努力次第で高い収入が目指せるのも魅力のひとつです。
6つの特徴
(公財)日本スポーツ協会認定校
スポーツトレーナーのスキルを世界基準にまで引き上げるために誕生した、日本スポーツ協会認定の「アスレティックトレーナー(AT)資格」。この難関な資格を取得するには、協会の厳しい基準をクリアし認定を受けた学校で学ぶことが必要です。本校は、九州でも数少ない認定校として、オリンピックや国民体育大会で活躍するスポーツトレーナーを輩出する事を目的としています。
門外不出の資格検定対策
教員による対策授業、対策模擬試験など資格検定試験合格に向けて徹底した対策が計画されています。その内容はKMSにしかない対策であり、その綿密な計画により毎年、九州トップクラスの合格率を誇ります。
スポーツイベントでの現場実習
県内で開催される各種スポーツイベントに参加しています。そこでイベントスタッフとして、テーピング、ストレッチ、スポーツマッサージなどで選手のサポートをします。また、ケガをした選手の応急処置などを経験します。
日本代表専属トレーナーなど経験豊富な講師陣
日本代表専属トレーナーをはじめスポーツ現場の第一線でアスリートのトレーナーをしている講師陣が揃っています。授業は専門的な知識・技術だけでなく、より現場で即戦力として活躍できるせ実践性を学べる内容で構成されています。身体的サポートのみならず、精神的サポートそして栄養面管理についてなど必要とされる
スキルの向上が期待できます。
数多くの資格が取れる2年制・昼間Ⅱ部
2年間で取得できる資格が豊富で、活躍できる領域を自分自身で創造することができます。
楽しく身に付く人気授業
コンディショニング実習/スポーツ現場実習/テーピング、スポーツマッサージ論、実習
学外での現場実習が特に人気です。様々な競技を学生自身が体験し、そしてトレーナー活動をイメージしながら、現場で求められるスキルを実践的に学ぶことができます。
学外での現場実習が特に人気です。様々な競技を学生自身が体験し、そしてトレーナー活動をイメージしながら、現場で求められるスキルを実践的に学ぶことができます。
■施設紹介
グラッチャトレーニングセンター
- 本校実習施設として、グラッチャトレーニングセンターがあります。施設を利用して、アスレティックトレーナーに必要なスキル、トレーニング方法について学びを進めていきます。
在校生からのメッセージ
- 一流のトレーナーとして
オリンピックで活躍したい - 私は中高と陸上競技をしていて、よくケガに悩まされていました。より多くの知識を身につけて、同じ境遇の人たちを一日でも早く救いたい。その思いから併学ができるKMSを選びました。さまざまなキャリアを持つ先生方と出会い、将来の選択肢が広がりました。また、時間を有効に使うためのスケジュール管理についても学ぶことができます。卒業後は、クリニックに務めながらトレーナー活動も続けることです。多くの経験を積んでオリンピックでも活躍できる一流のトレーナーとして、スポーツ業界に携わりたいと考えています。
よくある質問
- Q. 日本スポーツ協会認定校ならではの強みは何ですか?
- A. 日本スポーツ協会公認のアスレティックトレーナー(AT)は、難易度の高い資格です。この資格を取得するためには、日本スポーツ協会主催の講習会か、免除適応コース承認校で学ぶ必要があります。免除適応コース承認校の卒業者は、もし学科試験を突破できなかった場合でも、何度でもチャレンジすることができます。
- Q. トレーナー業界ってどういう業界ですか?
- A. トレーナー業界は、世界と繋がっています。もちろん勉強だけではだめだと思います。コミュニケーション能力や自分の個性を活かすことも大切です。自分の個性を出して自分を売るということも必要な業界だと思います。
教員紹介
学科長
寺本 敦司
日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナーを本気で目指した時、「オリンピックのトレーナーや世界選手権のトレーナー、プロアスリートのトレーナーになりたい!」という「夢」が「目標」に変わります。
教員
松岡 紗也香
一見輝かしく見えるスポーツ選手の姿。しかしその裏には、積み重ねてきた多くのストーリーがあります。アスレティックトレーナーとして、選手をサポートするスキルを身に付けましょう。
カリキュラム
スポーツ社会学
- アスレティックトレーナーの役割、スポーツ動作の観察と分析
- ・見学実習
スポーツ経済学
- トレーニング科学Ⅱ、検査と測定の手法Ⅰ
- ・検査/測定と評価実習・アスレティックリハビリテーションプログラム作成実習
コーチング論Ⅰ
- トレーニング科学Ⅲ、検査と測定の手法Ⅱ
- ・検査/測定と評価実習・アスレティックリハビリテーションプログラム作成実習
コーチング論Ⅱ
- バイオメカニクス、コンディショニングⅠ
- ・検査/測定と評価実習・アスレティックリハビリテーションプログラム作成実習
発育発達論
- 運動生理学、コンディショニングⅡ
- ・検査/測定と評価実習・アスレティックリハビリテーションプログラム作成実習
トレーニング科学Ⅰ
- スポーツ心理学Ⅱ、コンディショニングⅢ
- ・スポーツ現場実習
スポーツ医学Ⅰ
- 運動器の解剖と機能Ⅰ、アスレティックリハビリテーションⅠ
- ・アスレティックリハビリテーション実習
スポーツ医学Ⅱ
- 運動器の解剖と機能Ⅱ、アスレティックリハビリテーションⅡ
- ・アスレティックリハビリテーション実習
スポーツ栄養学Ⅰ
- 運動器の解剖と機能Ⅲ、アスレティックリハビリテーションⅢ
- ・総合実習Ⅰ
スポーツ心理学
- スポーツ外傷と障害Ⅰ、救急処置
- ・総合実習Ⅱ
保健体育理論
- スポーツ外傷と障害Ⅱ、スポーツ栄養学Ⅱ
- ・スポーツ医学Ⅲ
定員・授業時間
- 昼間Ⅱ部
- 定員30名、修業年限2年
月曜日〜金曜日 13:30〜16:40
※月に数回土日の授業があります
- 指導だけでなく教育とより深い知識を学ぶ事ができます。
- 国家資格取得のための知識ももちろんですが、当校では医療分野でのリハビリテーションだけではなく、スポーツと医療の垣根を越えた、より深い知識を学ぶ事ができます。また、知識や技術だけでなく、社会的コミュニケーション能力も身につけていきます。
卒業後の進路
アスレティックリハビリセンター
スポーツ施設
スポーツ専門医療機関
トレーナー派遣企業
トレーニングジム
企業のスポーツチーム
健康増進施設
学校等のチームトレーナー
プロスポーツのトレーナー