【テーマ】 “現代における足部機能の重要性”と“足部機能が全身に与える影響”
【日 時】 平成28年8月7日
【講 師】 坪井 望 先生(株式会社Link Function Project代表取締役/Body Consulting Station KIZUKI オーナー)
【参加者】 44名
【報 告】
今回、坪井先生に「現代における足部機能の重要性と足部機能が全身に与える影響」について講義・実技を行っていただきました。
前半の講義の中では、拘束条件的視点の中で、関節機能を単に動くか動かないかで捉えるのではなく、条件の変化により身体各部にどのような影響を受けているか検証すること。また、その条件変更時の運動変化から、各体節の機能を最大限に引き出し効率的な動作を見出していくこと。これらのプロセスの重要性について、足部機能からデモンストレーション・実技を踏まえてわかりやすく説明していただきました。
私自身、臨床の中で痛みのある局所などに目が向きやすく、いつのまにかあると決めつけた模範解答を探そうとしていた事に気付かせていただきました。局所と全体、原因と結果の関係性に対して成因プロセスをストーリー立てて、仮説・検証を繰り返し、考え抜くことの大切さを学び、今後の臨床での視野が大きく広がりました。
後半からは、実技主体で二人一組となり、足部機能と足部の重要性を踏まえ、主として距骨下関節・第1列・第5列のニュートラルポジションの捉え方や可動性検査の評価方法、また、それら足部のアライメントがどのように骨盤の高さの左右差など全身へのアライメントに影響するのかを、アプローチを踏まえて詳しく教えていただきました。臨床の中ですぐにでも試みたくなる内容が盛りだくさんでした。
今回のセミナーを受けて、人の動作を考える中での足部構造や機能、特に感覚器としての足部機能の重要性の認識がより深まりました。また、日ごろの臨床の中で多角的視点を意識づけ、その中から得た多くの気づきを実践に移していく事の大切さを知るきっかけとなるセミナーでした。今回の学びをインプットからアウトプットできるよう日々精進していきたいと思います。講師の坪井先生ありがとうございました。
(スタッフ:栗田)
☆★8月28日(日)オープンキャンパス開催★☆
8月最後のオープンキャンパスを、28日(日)に開催します!!
体験授業はもちろん、校内見学や説明を通して、学校の雰囲気を感じてください。
『個別相談』では、学費や気になること、不安なことをじっくり相談できますよ♪
在校生も参加するので、気になることはドンドン聞いてくださいね(o^∀^)
9:30~12:30:柔道整復、鍼灸、スポーツ鍼灸、
アスレティックリハビリテーション・スポーツトレーナー、
整体セラピスト、作業療法学科、歯科衛生学科、
生涯スポーツトレーナー介護福祉学科
13:00~16:00: 看護、理学療法、
作業療法学科、歯科衛生学科、
生涯スポーツトレーナー介護福祉学科
制服でも私服でもどちらでもOK!
お友達を誘って、お気軽に来てください。
当日飛び込みも大歓迎です!!
教職員一同、お待ちしてます♪
8月22日ギラヴァンツのスポーツトレーナーさんの元、
選手のコンディショニング、リカバリー、 ケア、トレーニング等を見学し勉強する
「インターンシップ」の第2回目を実施しました。
今回選抜されたのはAT学科と柔整学科の2名。
練習試合中のトレーナーの言動を間近で見学し、現場で必要とされているものが何なのかを改めて考えるきっかけになりました。
新門司球技場という実際に選手が練習を行うのグラウンドで、学校では学べない「現場の空気」を感じることができ、とても勉強になりました。
8月20日に第7回オープンキャンパスを開催しました。
夏休み中という事もあり、130名を超える多くの方々に参加していただきました。
看護学科ではゴーグルやサポーター、おもりを装着した状態で新聞を読んだり散歩をするといった
高齢者疑似体験を行いました。
筋力や視力の低下を疑似体験した方々からは、
『前もよく見えないし、関節も動かない中で少し歩くだけでも怖かった』
『高齢者にもっと優しく接しようと思う』といった声があがっていました。
8月28日(日)にもオープンキャンパスを開催します。
8月最後となるオープンキャンパスに、お友達も誘って是非お越しください♪