【テーマ】高齢者に対する運動処方~ 高齢者の“機能レベル”を考慮した効果的な運動処方 ~
【日 時】平成28年1月31日
【講 師】山田 実 先生(筑波大学大学院)
【参加者】55名
【報 告】
第14回のセミナーでは筑波大学大学院の山田先生をお招きして高齢者に対する運動処方について講義いただきました。合計5時間の座学でしたが,アッという間に過ぎてしまい,終始参加者の興味を惹きつけるプレゼンと内容の素晴らしさに圧倒されました。
我が国の高齢化率は25%を超え,未曾有の超高齢社会を突き進んでいると言われています。そして,この高齢者人口の増加は,種々の健康障害や要介護認定者の増加,さらに医療費・介護給付費の高騰などを引き起こしており,この傾向は今後さらに強まることが予想されています。
「介護給付を受けている方々の1年間の給付費を一人平均にした場合,どれぐらいの保険が使われいるかご存知ですか?」
冒頭のこの言葉から,今後迎える高齢化社会を他人事として捉えられない現状があることを突きつけられました。その上で私たちにできることはなにか?
それを圧倒的な量でデータとして示しているのが山田先生です。その研究の一端を今回はご紹介いただきました。
高齢者といっても、その機能レベルは非常に幅が広く万人に効果のあるような運動というものはありません。つまり、わたしたちは高齢者の機能レベルに応じた運動処方を行う必要があり、そのことによって種々の老年症候群を予防・改善できる可能性が高まるということを伝えていただきました。
具体的には、フレイル(虚弱)、サルコペニア(筋肉量や筋力の減少)、転倒などをキーワードに、高齢者の機能レベルを考慮した運動処方について講義いただきました。
日々の現場にも活きる研究の手法やその内容は,情報としてキャッチしていかなければいけないということを個人的には感じる時間となりました。知らないでは済まされない未来がそこまできていることを考えると,日々の積み重ねの重要性を改めて感じます。山田先生,ありがとうございました。
4月3日(日)、第9回プロボクシング九州医療スポーツ専門学校杯が行なわれます!
九州医療スポーツ専門学校が応援する松尾選手は、この試合をクリアーすると日本タイトルマッチが内定し
2月13日、グローバルアリーナで開催された第8回GA CUP中学生柔道大会の救護班として本校の先生が活動してきました。中学生の大会は、怪我の発生率が高く、10人の選手の怪我の応急処置を行いました。
また、筋肉系のトラブルも多いですが、処置を早くすることで、その後の回復のスピードが違います。
常日頃、予防やトレーニング、リハビリの方法までを しっかりサポートできると、怪我をしない身体作りができます。スポーツトレーナーの仕事は、子供たちの身体を守るということにも寄与できる大切な仕事ですね。
学生の皆さん、進路はもう決まりましたか?
そして、第二の人生を探している学生以外の皆さん、もう見つかりましたか?
私たちと一緒に 「0歳から100歳までのすべての人の健康をサポートする」
仕事を目指しませんか?
九州医療スポーツ専門は、まだ願書を受け付けていますよ!
【2・3月オープンキャンパスは、のこり3回!】
2月21日(日)、3月5日(土)、3月19日(土)
いずれも PM13時~16時で開催します。
各学科の授業が体験でき、個別相談、保護者説明会を同時開催です。
●今の選択肢に満足できない方
●社会の役に立てる仕事をしたい方
●プロの仕事人になりたい方
●一生安心して安定した仕事を探している方
*一度、本校のオープンキャンパスをのぞいてみてください。
始めの小さな一歩が、人生の流れを大きく変えることもありますよ。
オープンキャンパスのお申し込みはコチラから→オープンキャンパスへGO