以前より、3学科の新設をお知らせしておりましたが、ついに3学科とも<指定申請中>になりましたことをご報告いたします!生涯スポーツトレーナー介護福祉学科の募集も開始いたしましたので、ぜひご興味のある方は、オープンキャンパス等にご参加ください!
★☆新・駐輪場についてお知らせ☆★
魚町銀天街アーケード内に本校専用の駐輪場が完成しました。
駐輪場利用ステッカー(無料)を学生部で申請し、自転車に貼って使用してください。
また、魚町銀限外アーケード内は自転車を降りて、押しチャリで移動をお願いいたします。
駐輪する向きに気を付けて、ルールを守って利用しましょう。
【注意】
・学校横の駐輪場は使用禁止となりましたので、ご注意ください。
・ステッカーがない自転車は発見次第撤去されます。必ず学生部に申請してステッカーを貼ってください。
本日、献血セミナーが開催され、教職員が参加しました。
献血の種類や必要性、実際に採血した血液がどのような流れで患者さんの元に届くのかを学びました。
身近にできる人命に直結する「いのちを救う贈り物」のボランティアです。
40分で助かる命があります。
献血者が減少しがちな冬期において安全な血液製剤を安定的に確保するため、
献血に関する理解とご協力をお願いします。
【テーマ】 胸郭の機能障害に対する評価と治療~実践編~
【日 時】 平成28年7月31日
【講 師】 城内 若菜 先生(成尾整形外科病院) 梅田 泰光 先生(筑後市立病院)
【参加者】 40名
【報 告】
今回のセミナーでは,城内先生と梅田先生に「胸郭の機能障害に対する評価と治療」について講義・実技を行っていただきました.お二人には,前回同じテーマにて「講義編」として座学を中心にお話していただきましたが,今回はその「実践編」ということで実技を中心に行っていただきました.
前半は城内先生より胸郭の「評価」について講義を行っていただきました.講義は問診の重要性から展開されました.今,目の前にいる患者さんが求めていることが,理学療法で改善・支援できるのか?また,理学療法の対象であるのかを医療の枠組みで働く理学療法士・作業療法士であるからこそ適切に判断することの重要性があることを伝えていただきました.疾患によっては理学療法を実施することで症状を悪化させてしまうリスクもあるのが医療の現場です.脊椎専門の病院で経験を培われている城内先生だからこそ響く言葉でした.
そして,セラピストが評価を進める上で重要なのが,患者さんにとって意味のある運動課題が何であるか?を問診の中から見出し,その課題に沿って評価を進めていくことであると伝えていただきました.
評価の実技では2人1組となり,肋骨の前方回旋や後方回旋,リングのシフトなど,静的・動的な中での胸郭の動きについて確認していきました.動きの評価から症状の要因が筋・筋膜由来であるのか?関節由来であるのか?…問題点を絞り込んでいくプロセスをケースを交えながら紹介いただきました.大変分かりやすい講義と実技で翌日からの臨床のイメージが大きく膨らむ時間となりました.
午前中の城内先生の話を踏まえて,午後は梅田先生より胸郭の「治療」について講義・実技を行っていただいきました.
胸郭単体の評価・治療は重要であるものの,他部位との関連性の中から胸郭に影響する因子や胸郭が他部位に与えている影響を見出していくことにその本質があることを伝えていただきました.
今回は胸郭の局所の治療実技がメインで,他部位に関する治療はデモストレーションのみの紹介となりましたが,臨床に活かせるエッセンスを多く伝えていただきました.
全2回のセミナーを通して「胸郭」に対する知識を深めることができ,臨床での選択肢も増えたのではないかと思います.「胸郭」という視点が増えたことで患者さんを多角的に診ることができ,今まで見逃してきた事に気づくキッカケになるセミナーだったと思います.講師の城内先生・梅田先生,ありがとうございました.
(文:スタッフ 杉山)
整形外科・内科・リハビリテーション科を主体としたクリニックで、
北九州モノレール片野駅下車徒歩1分の場所にあります。
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