0歳から100歳までの動ける身体をつくる人財を育成する専門学校

(株)MNS Holdings 教育事業部 ＆ Link Function Project 合同企画
「セラピストのこれからと、働きかたのカタチ」

【趣旨】
理学療法士の資格が誕生してから50年余り，この業界は大きな変化を遂げてきました。最近の10年をみても，理学療法士の活躍する場所は医療・介護の分野のみならず，社会的に必要とされる様々な分野・事業に展開を広げています。そんな状況に明るい未来を感じる一方で，理学療法士の急増による質の低下，教育制度の問題，診療・介護報酬の減収…など多くの問題を抱えていることも事実です。そのような状況を危惧して「自分はこのままでいいのだろうか？」と，将来に不安を抱えているセラピストも多いのではないでしょうか。今回，企業の人材育成・教育などで活躍されている宮田氏と九州医療スポーツ専門学校・クリニックの副院長・理学療法士である田中氏をお招きして，セラピストのこれからの働きかたのカタチについて議論する場を設けました。また，全体討論にはKIZUKIオーナーの坪井望氏をお迎えし，今後の自費リハ業界の展望についても討議していただきます。事業の将来に不安を感じている方，今後の人生のプランにお悩みの方，医療・介護だけでなく，幅広い分野で活動をしたい方など，多くの方にご参加いただけると幸いです。

【講師】
宮田　博章 先生
(ミヤタヤ　塾長)

田中　創 　先生
(九州医療スポーツ専門学校/クリニック　愛知医科大学大学院 医学研究科)

【講演１】19:30〜20:00
セラピストの前にヒトである
宮田　博章 先生
(ミヤタヤ　塾長)
様々な企業，職種の方を対象に研修をさせて頂いておりますが，どの業界でも，料理人として，保育士として，美容師としてといったように，職種特有の悩みや努力ばかりに注力してる方が多いように感じます。もちろん，それは大切なことではあるのですが，本当に重要なことはそれだけではないと考えます。 　 どんな職種であるか？という前に，「ヒトとして目の前のことにどう向き合うか」が，とても重要ではないでしょうか？当日は，そんな話をさせていただきたいと思います。

【講演２】20:00〜20:30
理学療法士のこれからの役割～社会貢献の様々なカタチ～
田中　創 先生
(九州医療スポーツ専門学校/クリニック　愛知医科大学大学院 医学研究科)
時代の変遷によって，理学療法士の働きかたは多様化してきています。しかし，どのような分野に身を置いたとしても，理学療法士が果たさなければいけない役割は昔と変わらず普遍的であると感じています。本研修会では，私自身が医療・介護・自費リハ事業の中で経験してきたことを踏まえて，今後の理学療法士に求められる役割について，臨床・教育・研究というカテゴリーから所感を交えて述べさせていただきたいと思います。

【質疑応答】20:30〜21:00

【日程】
2019年1月10日（木） 19:30〜21:00