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九州医療スポーツ専門学校
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2016.8.26セミナー報告
第21回セミナーレポート

【テーマ】 “現代における足部機能の重要性”と“足部機能が全身に与える影響”

【日 時】 平成28年8月7日

【講 師】 坪井 望 先生(株式会社Link Function Project代表取締役/Body Consulting Station KIZUKI オーナー)

【参加者】 44名

【報 告】

今回、坪井先生に「現代における足部機能の重要性と足部機能が全身に与える影響」について講義・実技を行っていただきました。

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前半の講義の中では、拘束条件的視点の中で、関節機能を単に動くか動かないかで捉えるのではなく、条件の変化により身体各部にどのような影響を受けているか検証すること。また、その条件変更時の運動変化から、各体節の機能を最大限に引き出し効率的な動作を見出していくこと。これらのプロセスの重要性について、足部機能からデモンストレーション・実技を踏まえてわかりやすく説明していただきました。

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私自身、臨床の中で痛みのある局所などに目が向きやすく、いつのまにかあると決めつけた模範解答を探そうとしていた事に気付かせていただきました。局所と全体、原因と結果の関係性に対して成因プロセスをストーリー立てて、仮説・検証を繰り返し、考え抜くことの大切さを学び、今後の臨床での視野が大きく広がりました。

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後半からは、実技主体で二人一組となり、足部機能と足部の重要性を踏まえ、主として距骨下関節・第1列・第5列のニュートラルポジションの捉え方や可動性検査の評価方法、また、それら足部のアライメントがどのように骨盤の高さの左右差など全身へのアライメントに影響するのかを、アプローチを踏まえて詳しく教えていただきました。臨床の中ですぐにでも試みたくなる内容が盛りだくさんでした。

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今回のセミナーを受けて、人の動作を考える中での足部構造や機能、特に感覚器としての足部機能の重要性の認識がより深まりました。また、日ごろの臨床の中で多角的視点を意識づけ、その中から得た多くの気づきを実践に移していく事の大切さを知るきっかけとなるセミナーでした。今回の学びをインプットからアウトプットできるよう日々精進していきたいと思います。講師の坪井先生ありがとうございました。

(スタッフ:栗田)

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