【テーマ】皮膚運動学の臨床応用〜講義編・実践編〜
【日 時】平成27年5月23日〜24日
【講 師】福井 勉 先生(文京学院大学 保健医療科学研究科 教授 理学療法士 医学博士)
【参加者】115名
【報 告】
第8回, 9回となるMNS Holdingsのセミナーは両日含めてのべ115名の方々にご参加いただきました.今回は福井先生が取り組まれている皮膚に対するアプローチを,体系付けてご講義いただきました.
開始早々,アッという間に福井ワールドに引き込まれます.
講義→実技→講義→実技→講義...
目まぐるしく展開されていく内容に,頭と身体をフル回転させながら,参加された皆さんは熱心に実技に取り組まれていました.
皮膚の走行を考慮してわずかなタッチ(刺激)を入れるだけで,関節運動(身体運動)に大きな変化がみられることを福井先生のデモを通して体感しました.
そして,その理論を実技の中で受講生同士で確認するのですが,あちらこちらから「おーーー!!!」という感嘆の声が上がります.
九州医療スポーツ専門学校の鍼灸学科教員のエース!!宮原先生も受講!
鍼灸のアプローチにも応用できる大興奮でした!!!
こちらはマッチョマンを発見したので,ベストボディにスカウトしてきました!!
素晴らしい肉体!!
ちなみに,ベストボディ・ジャパンの公式HPはこちら↓
http://www.bestbodyjapan.com/
福井先生の講義の魅力はこれだけではありません.
一瞬にして聞く者を虜にするカリスマ性と懐の深さ,そして人間の大きさ...
福井先生の魅力は言葉では言い表せないものがあります.
教育者,臨床家,研究家
様々な顔を持ちながらも,すべてのことに対して熱心に,一生懸命に取り組まれる姿勢そのものが多くのセラピストの心に響くのだと思います.
講義の最後のほうでは,参加者が主体的に実技に取り組まれている姿が印象的でした.
人間の身体の奥深さや変化を目の当たりにすると様々な探究心が生まれてきます.
参加者の主体性(行動変容)を促すところまで落とし込む(自然にそうなる!?)福井先生の魅力はこういったところにあるのだと思います.
そして,講義の最後には「特別授業」も行なっていただきました.
自分を成長させるために,どのように取り組んでいけばよいか?
実は,この部分が福井先生の講義の真骨頂とも言える部分です.
私自身も福井先生の言葉に何度も助けられてきました.
やるかやらないか.
想ったことを行動に移すだけですね!!
行動の指針だけはぶれないように...
福井先生,2日間にわたりありがとうございました!!
たくさんの元気をいただきました!!!
(文責:田中 創)